カスタマーハラスメントに対する
基本方針
気仙沼ライフガードは、海水浴場等における水難事故の防止と救助を担う団体です。 私たちの活動は、炎天下や厳冬下の水辺に立ち続ける一人ひとりのライフセーバーによって支えられています。 近年、監視・救助業務にあたるスタッフへの、不当な暴言・威圧・人格を傷つける言動が確認されています。 当団体は、これらの行為を断じて許しません。
断固として対応します私たちの姿勢
利用者の皆さまが安心して海を楽しめるよう、私たちは声を掛けやすい、笑顔での接遇を大切にしています。異変の早期発見につながる、安全のための姿勢です。
しかしその姿勢は、スタッフが理不尽な攻撃に耐えるべき理由には決してなりません。
現場に立つスタッフの安全と尊厳を守ることは、質の高い安全管理を将来にわたって続けていくための、欠かすことのできない土台です。私たちは、仲間を守ります。
カスタマーハラスメントとは
当団体は、厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に準拠し、次の二つの観点からカスタマーハラスメントを判断します。いずれか、または双方を欠く言動を、これに該当するものとして扱います。
① 要求内容の妥当性
その要求が、水難救助業務や安全管理の職責に照らして正当な根拠を持つかどうか。
② 手段・態様の相当性
要求を伝える手段や態度が、社会通念に照らして許容される範囲にとどまっているかどうか。
正当な要望・ご意見と、ハラスメントは異なります。私たちは、皆さまからの建設的なご意見には、これまでどおり真摯に耳を傾けます。
該当する行為(例)
- 暴言、脅迫、威圧的な言動
- 人格や容姿を否定・侮辱する言動
- 業務と無関係な、または過剰・不当な要求
- 身体的な攻撃、接触の恐れのある行為
- 継続的・執拗なつきまとい、拘束
- 他の利用者やスタッフの面前で辱める行為
私たちの対応
- 上記に該当すると判断した場合、その時点で対応を打ち切ります。
- 状況に応じて、その場からの退去を要請します。
- 悪質・危険と判断した場合は、ためらわず110番通報します。
- 必要に応じて、被害届の提出および法的措置を実施します。
- 消防本部・海上保安庁・警察等の関係機関、ならびに海水浴場設置者・行政と連携して対応します。
- スタッフに、無理な対応を続けさせることはありません。安全の確保を最優先します。
私たちは、水難事故から人命を守るために水辺に立っています。その担い手であるスタッフを守ることに、一切の妥協をしません。
利用者の皆さまへのお願い
訪れるほとんどの皆さまには、日頃より温かいご理解とご協力をいただいています。心より感謝申し上げます。
これからも、安全で気持ちのよい水辺を共につくっていくために、現場で働くスタッフへのご配慮を、何卒よろしくお願いいたします。
私たちは、迷惑行為には一切妥協しません。しかし――どのような相手であっても、その人が水難に遭い、助けを求める一人の命となったとき、私たちは必ず救助に向かいます。それが、命を預かる者としての責務であり、私たちの誇りです。
