現場に立つ前に、
命を守る技術を全員の手に。
2026年7月2日、小田の浜海水浴場の開設を前に、団体雇用の短期雇用監視員を対象とした研修を実施しました。 JLA(日本ライフセービング協会)公認BLSインストラクターを講師に迎え、心肺蘇生法・熱中症対策・通報要領・AED取り扱いを 座学と実技の両面から学びました。
- PROGRAM
- 小田の浜海水浴場 監視員研修2026
- DATE
- 2026年7月2日(木)
- VENUE
- 宮城県気仙沼市大島 小田の浜海水浴場
- TARGET
- 団体雇用の短期雇用監視員
研修概要
小田の浜海水浴場の監視業務にあたる短期雇用監視員を対象に、開設前の必須研修として実施しました。 監視員は団体所属のライフセーバーとは異なる雇用区分にあるため、業務に必要な知識・技術を毎年確実に共有する機会として位置づけています。
講師には、JLA(日本ライフセービング協会)公認のBLS(一次救命処置)インストラクターを迎え、 座学で知識を整理したうえで、実技で身体を動かしながら手順を確認する構成としました。 熱中症対策については労働安全衛生法に基づく教育として位置づけ、監視業務が屋外の高温環境下での作業であることを踏まえた内容としています。
Program Summary
- 対象団体雇用 短期雇用監視員
- 講師JLA公認BLSインストラクター
- 形式座学+実技
- 会場小田の浜海水浴場
- 位置づけ労働安全衛生教育(熱中症対策)
研修内容
知識の整理
- 心肺蘇生法(CPR)の手順と判断基準
- 熱中症の発生機序と重症度の見分け方
- 異常発見時の通報・連絡体制
- AEDの仕組みと使用上の注意点
手順の体得
- 胸骨圧迫・人工呼吸の実技演習
- AEDトレーナーを用いた操作訓練
- 熱中症を疑う体調不良者への初期対応
- 通報から救急隊引き継ぎまでのロールプレイ
研修の様子
座学:熱中症対策の講義
実技:心肺蘇生法の演習
結語
監視業務は、長時間にわたり広い水域を注視し続ける、いわゆる「持続的注意」が求められる作業です。 変化の少ない対象を長時間監視し続けると、時間の経過とともに見落としが増える「監視能力の低下」が考えられます。 炎天下での屋外業務という条件が重なる海水浴場監視では、暑熱による疲労がこの注意力低下をさらに助長する可能性があると考えられます。
今回、熱中症対策を単なる自己管理の呼びかけにとどめず、労働安全衛生教育として体系的に組み込んだのは、 監視員自身の健康を守ることが、結果として利用者の安全を守る監視精度の維持に直結するという考え方に基づいています。 今後は、休憩・交代のタイミングと注意力の関係についても、現場のデータを踏まえて検討を重ねていきたいと考えています。
